Event Overview
柳通りに並ぶ植木商。多肉植物や庭木、鉢植えの花などが所狭しと並ぶ(写真は過去開催時の様子) 浅草の観音裏で6月…
- 2026/6/27 09:30 - 2026/6/28 20:00
- 浅草浅間神社周辺(観音裏・柳通り)
- 無料(植木・屋台での買い物は有料)

浅草の観音裏で6月27日・28日に「お富士さんの植木市」が開く。屋台は何時から出ているのか、混雑する時間はいつか、夜に灯る「またぎ提灯」は何時ごろから見られるのか。400年続くこの植木市について、開催概要から子連れでの楽しみ方まで確認していく。
お富士さんの植木市2026とは?開催日時と場所
「お富士さんの植木市」は、浅草浅間神社(通称「お富士さん」)の縁日として始まった、観音裏で400年続く夏の風物詩だ。もともとは5月の晦日と6月の朔日が祭日だったが、明治5年の改暦をきっかけに、現在は5月最終週末と6月最終週末に開かれるようになった。2026年は5月30日・31日に続き、6月27日・28日が今年2回目(通称「二の富士」)の開催にあたる。会場は浅草寺の裏手にあたる観音裏エリアの「柳通り」と「一葉桜・小松橋通り」。入場は無料で、誰でも自由に歩いて見て回れる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年6月27日(土)・28日(日) |
| 時間 | 9:30〜20:00(一部店舗は19:30頃から撤収開始) |
| 会場 | 浅草浅間神社周辺(観音裏・柳通り、一葉桜・小松橋通り) |
| 住所 | 東京都台東区浅草5-3-2 |
| 入場料 | 無料(植木・屋台での買い物は有料) |
| アクセス | 各線浅草駅から徒歩約10分、都営バス「浅草4丁目」から徒歩2分 |
| 主催 | 浅草観光連盟 |
| 公式サイト | 浅草観光連盟(お富士さんの植木市) |
柳通りと一葉桜・小松橋通り、2つの通りで雰囲気が違う
会場は隣り合う2本の通りに分かれていて、それぞれ中身がかなり違う。「柳通り」は歩行者天国になり、約20軒の植木商が庭木・盆栽・花・浮き玉といった園芸用品を並べる。じっくり品物を見比べたい人はこちらが本命だ。一方の「一葉桜・小松橋通り」には約20軒の屋台が出て、射的やダーツのほか、焼きそば、かき氷、ポテト、唐揚げ、シャーピン、ベビーカステラといった食べ歩きグルメが中心になる。食事ができる休憩所も設けられているので、植木を見て歩いた後にここで一息つく流れがちょうどいい。初めて行く場合は、この2本の通りがセットになっていることを知っておくと、見落としが減る。
屋台は何時から?混雑しやすい時間帯
営業時間は9:30〜20:00となっているが、屋台によっては19:30頃から片付けを始める店もある。閉店間際に目当ての品を探すつもりなら、19時前には会場に入っておきたい。混雑のピークは夕方から夜、提灯に明かりが灯る時間帯に集中する。過去には4日間(5月分・6月分の両週末)で延べ30万人が訪れたという記録もある規模のイベントだ。逆に、午前中から午後早めの時間は人出が落ち着いていて、植木をゆっくり選びたい人には狙い目になる。暑さが本格化する6月末は、日中の屋外散策と日没後の夜歩きとで体感がかなり違うので、目的に合わせて時間を選ぶといい。

夜は「またぎ提灯」が灯る、観音裏の風情
「お富士さんの植木市」の名物のひとつが、柳通りの上に連なる「またぎ提灯」だ。日が落ちて提灯に明かりが入ると、植木商の緑と提灯の灯りが重なって、観音裏らしい江戸情緒のある景観になる。点灯時刻についての公式な案内は出ていないが、6月末の日没時間を踏まえると、18時台後半から徐々に灯り始めると見ておくのが現実的だ。写真を撮りたい人は、提灯に灯りが入り始める時間帯から30分ほどを目安に会場へ向かうと、暗くなりすぎる前の雰囲気のある一枚を狙える。
子連れで楽しむなら:屋台とワークショップ
一葉桜・小松橋通りの屋台には射的やダーツや食べ歩きグルメが並ぶので、子どもと一緒に回るならこちらが中心になる。6月開催では苔玉づくりのワークショップが予定されていて、14時から15時30分の開催に対し各回15名限定、整理券は当日13時から配布される。前回開催では定員15名に対して64名が応募したという話もあり、参加したい場合は早めに会場入りして整理券を確保しておきたい。ちなみに5月開催(一の富士)ではミニ盆栽づくりが行われていて、6月とはワークショップの内容が変わる点も覚えておきたい。会場は屋根のない屋外なので、6月末は日差しと暑さへの備えが欠かせない。帽子や飲み物は持っておくと安心だ。おむつ替えスペースは会場内にはないため、浅草寺周辺の商業施設やコンビニを事前に確認しておくと当日に慌てずに済む。
多肉植物や掘り出し物、SNSで見られる楽しみ方
近年は多肉植物やチランジア(エアプランツ)を専門に扱う店の出店が増えていて、SNS上でも「多肉の詰め放題があった」「チランジアが安くてつい買ってしまった」という投稿が見られる。植木市全体への感想としては「すごく楽しかった」「のんびりゆるーくて好きなイベント」という声が多く、混雑よりものんびりした雰囲気を評価する投稿が目立つ。ちょうど入梅前のこの時期は植木の移植に向いた季節とされ、「ここで買った木は根付きやすい」という言い伝えも昔から伝わっている。値引きや掘り出し物を期待する声もあり、目当ての植木がある人は早めの時間に会場へ向かうのがいい。
アクセスと周辺で立ち寄りたい場所
会場へは東京メトロ・東武・都営地下鉄・つくばエクスプレスのいずれの浅草駅からも徒歩10分前後で到着する。都営バスを使う場合は「浅草4丁目」停留所が最寄りで、徒歩2分という近さだ。浅草寺からも徒歩圏内にあるため、参拝や仲見世での食べ歩きと合わせて回る人も多い。観音裏エリアは普段から飲食店が多いので、植木市で歩き疲れたら近くの店で休憩を挟みながら巡るのもいい。植木市の名前の由来になっている浅草浅間神社では、開催期間中に「お富士さん」期間限定の御朱印を頒布することもあるので、御朱印巡りをしている人は社務所の様子も覗いてみるといい。
雨が降ったらどうなる?荒天時の確認方法
柳通り・一葉桜・小松橋通りはどちらも屋外の通りで、屋台や植木商の出店もテントを使った簡易な設営が中心になる。小雨程度であれば営業を続けることが多いが、強い雨や荒天になった場合の中止・時間変更については、現時点で公式から具体的な案内は出ていない。当日の天候が不安な場合は、出かける前に浅草観光連盟の公式サイトや台東区の観光ページ、SNSでの告知を確認しておくと、現地で慌てずに済む。雨具を持って出かければ、小雨程度なら提灯の灯りが路面に映る景色も楽しめる。
5月開催(一の富士)との違いも知っておく
2026年は5月30日・31日にも同じ会場で「お富士さんの植木市」が開かれている。6月27日・28日は今年2回目の開催にあたり、出店する植木商や屋台の顔ぶれは似ているものの、季節は梅雨入り前後に変わる。5月の回で気になる品物を見つけていた人は、6月の回でも同じ店が出ているかどうかを確認する目的で訪れるのもいい。逆に今回が初めての人は、5月の回の様子を写真や口コミで先に見ておくと、当日の歩き方をイメージしやすくなる。
まとめ:今年最後の「お富士さん」をどう過ごすか
6月27日・28日の「二の富士」は、2026年の「お富士さんの植木市」としては最後の開催になる。日中は植木をじっくり選びながらのんびり歩き、日没後は「またぎ提灯」が灯る観音裏の風情を楽しむ、という2つの過ごし方ができるのがこの植木市の魅力だ。子連れなら一葉桜・小松橋通りの屋台とワークショップを軸に、暑さ対策を整えてから出かけるといい。400年続く夏の風物詩を、自分のペースで歩いてみてほしい。
イベント情報
- 開催期間
- 2026/6/27 09:30 - 2026/6/28 20:00
- 住所
- 東京都台東区浅草5-3-2
- 主催者
- 浅草観光連盟
- 料金
- 無料(植木・屋台での買い物は有料)
- 状態
- 開催予定