【堺市博物館 いきもの★パレード】8月に申し込めるのは勾玉づくり、26日のベビーデーは当日受付

大仙公園内に建つ堺市博物館の正面外観と石畳の広場

大阪府 8月11日(火)のイベント

堺市博物館の企画展「いきもの★パレード」は9月6日まで。8月の体験学習会は11日・23日の勾玉づくりが電話申込、15日のハニワは受付終了。26日午前のベビーデー、観覧料が免除される制度、子連れ向けの設備を整理しました。

  • 2026/8/11 09:30 - 2026/9/6 17:15
  • 堺市博物館
  • 一般200円、高校生・大学生100円、小中学生50円(堺市在住・在学の小中学生は無料)

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堺市博物館の企画展「いきもの★パレード -器のいきもの 紙のいきもの 大集合!-」は、2026年9月6日(日)まで開かれています。観覧料は一般200円、小中学生50円で、堺市在住・在学の小中学生は無料。展示を見るだけなら、思い立った日に行ける催しです。

手間がかかるのは関連イベントのほうです。8月の体験学習会は電話でしか申し込めず、8月15日のハニワづくりはすでに定員に達しました。残っているのは11日と23日の勾玉づくり、そして申込のいらない26日のベビーデーです。日付ごとに条件が違うので、先に整理しておきます。

大仙公園内に建つ堺市博物館の正面外観と石畳の広場
大仙公園内にある堺市博物館。写真:Sakai Yayoi(Wikimedia Commons/CC0)
目次

企画展「いきもの★パレード」の開催概要

展覧会名 企画展「いきもの★パレード -器のいきもの 紙のいきもの 大集合!-」
会期 2026年6月27日(土)~9月6日(日)
開館時間 9:30~17:15(入館は16:30まで)
会場 堺市博物館(堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内)
観覧料 一般200円、高校生・大学生100円、小中学生50円(20人以上の団体は各160円・70円・30円)
無料になる方 堺市在住・在学の小中学生、堺市在住の65歳以上、障害のある方とその介護者
休館日 8月17日・24日・31日、9月7日(いずれも月曜)
アクセス JR阪和線「百舌鳥」駅から約500m/南海バス「堺市博物館前」から約280m
問い合わせ 072-245-6201

8月に申し込めるのは「勾玉を作ろう」だけ

関連イベントで最も競争率が高いのが体験学習会です。8月分の状況を整理すると、選択肢はかなり絞られます。

企画 日時 対象・定員 参加費 申込・状況
勾玉を作ろう 8月11日(火・祝)(1)10:00~12:00 (2)13:00~15:00 小学生以上、各回20人 330円 電話申込(072-245-6201)。要申込
ハニワを作ろう 8月15日(土)13:00~16:00 小・中学生20人 360円 定員に達し受付終了。空きが出る場合があるため電話で確認
勾玉を作ろう 8月23日(日)(1)10:00~12:00 (2)13:00~15:00 小学生以上、各回20人 330円 電話申込。要申込
ベビーデー 8月26日(水)9:30~正午 未就学児とその保護者、20組程度 無料(要観覧料) 申込不要。当日受付・先着順
勾玉ストラップを作ろう 9月12日(土)(1)10:00~12:00 (2)13:00~15:00 小学生以上、各回20人程度 無料 申込不要。当日随時受付

8月15日のハニワづくりは、公式に「定員に達しました」と表示され、あわせて「キャンセル等により空きがある場合がございますので、お電話にてご確認ください」と案内されています。8月に残っているのは、11日と23日の勾玉づくりです。どちらも電話のみの受付で、11日と23日の重複申込はできません。申込のときには学校名と学年を伝える必要があります。

惜しいのが、ハニワづくりには作った作品を博物館で展示してもらえる仕組みがあることです。定員に達しているため、参加したい場合はキャンセル待ちを電話で確認するしかありません。

なお、9月12日の勾玉ストラップは無料かつ申込不要ですが、この日は企画展が終わったあとにあたります。展示と体験を同じ日にそろえたいなら、8月中に予定を組むことになります。

勾玉づくりは2時間の枠。マスクが必要なのは粉が出るから

勾玉づくりは、滑石を削って古墳時代の勾玉を作る内容です。持ち物としてマスクと雑巾が案内されていますが、マスクが要るのは、作業中に粉塵が散るためだと公式が説明しています。汚れてもいい服装で行き、白い粉がつくことを前提にしておいてください。

枠は1回2時間です。石を削って形にしていく作業がその大半を占めるため、途中で飽きてしまう子もいます。対象は小学生以上とされていますが、低学年ほど大人の手助けが必要になると考えておくほうがよいでしょう。

制作に入る前には、古代コーナーで大塚山古墳から出土した実物の勾玉を学芸員が解説します。展示を見てから同じものを自分で作る、という流れになっているのがこの体験学習会の特徴です。ハニワづくりのほうは粘土を使うため、雑巾に加えて持ち帰り用の紙袋が要ります。

8月26日のベビーデーは、前年より枠が広がっている

未就学児を連れて行きたい家庭にとって、8月26日(水)の午前は特別な日です。公式の案内は次のとおりです。

未就学児と保護者の方が気軽に博物館を楽しめる場を設けます。日時:令和8年8月26日(水曜)午前9時30分~正午/会場:堺市博物館展示場/対象:未就学児とその保護者/定員:20組程度/参加費:無料(要観覧料)/参加方法:当日受付(先着順)

報道提供資料には「こどもと一緒に企画展の作品を気兼ねなく観覧し、作品を見ながら学芸員とお話できます」と書かれています。展示室で学芸員に直接質問できるという点が、通常の観覧との違いです。

この催しは2025年にも8月26日に行われていました。当時は10時から12時まで、先着約10組という規模でした。2026年は9時30分から正午まで、20組程度へと枠が広がっています。前年に定員で入れなかった人にも、機会は増えていることになります。

申込は不要ですが、「無料」なのはベビーデーへの参加であって、観覧料は別に必要です。堺市在住の未就学児は、後述のスタンプラリー用紙を持参すれば免除の対象になります。先着順のため、9時30分の開館に合わせて向かうのが確実です。一般の来館者と完全に分けられるのかどうかは公式に明記されておらず、通常の展示場で並行して行われると読めますが、断定はできません。

展示は「器に描かれた動物」と「紙で作られた動物」の二本立て

企画展は二つの章で構成されています。第1章「器のいきもの図鑑」では、堺で使われていた陶磁器に描かれた龍や兎などの動物を取り上げ、その由来やデザインの変遷を紹介します。

主な展示品は、堺環濠都市遺跡から出土した江戸時代の肥前染付です。龍霊芝文蓋は「躍動的な龍の周りに霊芝雲」を配した18世紀後半の優品、吹墨兎文皿は「跳び上がっている兎と滝や草花」を霧吹きなどで表現したものと解説されています。地面から出てきた器に、当時の人が動物をどう描いたかが残っているわけです。

第2章「紙工作いきもの工房」は、紙工作作家・ごとうけい氏のペーパークラフトです。堺の出土品から着想を得た新作も初公開され、公式は「ペーパークラフトは1mを超える大きな作品もあるよ!」と案内しています。チラシにはコウテイペンギン、ジンベエザメ、トラ、ティラノサウルス、キリン、ハシビロコウなどが並びます。

SNSでの口コミでは、作者本人が初公開の龍について「印刷会社さんの特別協力にてできた」「全部“紙”製」と説明していました。来館者からは「動物さん好きな方は楽しめる」という感想や、常設展の充実ぶりと入館料の安さを挙げる声が見られます。所要時間の目安は公式には示されていませんが、常設展や地階のシアターも含めると、半日は見込んでおくとよいでしょう。

観覧料を払わなくても入れる場所がある

堺市博物館の入口と「百舌鳥古墳群シアター(無料)」を示す赤い案内看板
入口の案内看板。百舌鳥古墳群シアターが無料であることが4言語で示されている(Indiana jo/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0、2021年撮影)

子連れで行くとき、展示だけで時間がもたないこともあります。この館には観覧料の要らないゾーンがあり、地階の「わくわく体験フロア」と、約200インチの百舌鳥古墳群シアターがそれにあたります。館の入口にも、シアターが無料であることが日本語・英語・中国語・韓国語で掲げられています。

企画展を観覧してアンケートに回答すると、先着2,000人にツシマヤマネコのペーパークラフトキットが配られます。ミュージアムショップでは、新作グッズの犬形埴輪ペーパークラフト(500円)も販売されています。

費用を抑えたい家庭に関係するのが「さかいミュージアム・パス&スタンプラリー2026」です。2026年7月18日から8月30日までの期間、用紙を提示すると対象者1人と同伴の保護者1人の観覧料が免除されます。対象は堺市内在住・在学の小中学生と、堺市在住の未就学児です。8月30日で終わるため、これを使うなら8月中に行く必要があります。券売機はクレジットカードと各種コード決済に対応しています。

百舌鳥駅から約500m。車なら大仙公園第三駐車場

最寄りはJR阪和線「百舌鳥」駅で、公式は駅から約500mと案内しています。バスの場合は南海高野線「堺東」駅から南海バス140系統で約10分、「堺市博物館前」下車で約280mです。

車で行く場合は、仁徳天皇陵古墳の東南にある大仙公園第三駐車場(有料)が最寄りです。普通車は2時間まで200円、以後1時間ごとに100円が加算され、5時間以上は600円です。入庫は午後10時まで、出庫は24時間可能です。ただし公式は「できるだけ電車・バスをご利用ください」としています。

土日祝には、大仙公園(百舌鳥古墳群ビジターセンター)とさかい利晶の杜などを結ぶ無料の周遊バスも運行しています。8月の屋外は相当に暑く、SNSでの口コミでも大仙公園が「暑すぎて全く人おらんかった」と語られていました。公園を歩いて回る前提で考えず、館内で過ごす時間を主にする計画のほうが現実的です。

授乳室は地階、おむつ交換台は1階にある

子連れで訪れる場合の設備を確認しておきます。授乳室は地階にあり、地階階段の正面に男女トイレと並んで設置されています。おむつ交換台とベビーチェアは、1階の男性用・女性用トイレとバリアフリートイレに用意されています。SNSでの口コミでも、授乳室があって助かったという声が見られました。

ベビーカーは館で2台貸し出しており、受付に申し出る形です。車椅子は4台の貸出があり、1階にエレベーターとオストメイト対応のバリアフリートイレがあります。盲導犬・介助犬・聴導犬の同伴も可能です。

1階のロッカー奥には「百舌鳥古墳群展示コーナー」が休憩スペースを兼ねており、窓際に丸テーブルとイス、自動販売機が置かれています。館内にカフェやレストランがあるかは公式に記載がないため、食事は外で取る前提で考えてください。

休館日と、9月に入ってからの注意点

休館日は月曜(祝日・休日は開館)です。8月は17日・24日・31日、9月は7日・14日・28日が休館にあたります。8月11日(火・祝)、15日(土)、23日(日)、26日(水)はいずれも開館日です。

見落としやすいのが会期後の扱いです。企画展は9月6日(日)で終わり、9月8日(火)から18日(金)は展示替えのため常設展のみの開館となります。ペーパークラフトを目的にするなら、9月6日までに行く必要があります。

堺市域に暴風警報や特別警報が発表された場合は臨時休館です。解除の2時間後から再開しますが、午後2時30分の時点で解除されていない場合は、その日は再開されません。

行く前のチェックリスト

  • 体験学習会に参加するなら、8月は11日・23日の勾玉づくりのみ。電話申込で先着順、学校名と学年が必要
  • 勾玉づくりは1回2時間。粉が出るためマスクと雑巾、汚れてもいい服装で
  • 8月15日のハニワづくりは受付終了。空き確認は電話で
  • 未就学児連れは8月26日午前のベビーデー。前年より枠が広がり20組程度に
  • スタンプラリーによる観覧料免除は8月30日まで
  • 企画展は9月6日まで。9月8日~18日は常設展のみ
  • 授乳室は地階、おむつ交換台は1階。ベビーカーは2台貸出
  • 館内に飲食店の案内はないため、食事は別に計画する

展示内容や関連イベントの受付状況は、堺市博物館の公式ページでご確認ください。

イベント情報
開催期間
2026/8/11 09:30 - 2026/9/6 17:15
開催場所
堺市博物館
住所
大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
主催者
堺市博物館
料金
一般200円、高校生・大学生100円、小中学生50円(堺市在住・在学の小中学生は無料)
状態
開催中
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