Event Overview
高層マンション群を背に八角神輿を差し上げる佃祭の宮出し(住吉神社例大祭) 中央区佃の住吉神社で行われる例大祭、…
- 2026/8/6 - 2026/8/10
- 住吉神社
- 無料(見物自由)

中央区佃の住吉神社で行われる例大祭、通称「佃祭」は、2026年が3年に一度の本祭りにあたる当たり年だ。8月6日(木)から10日(月)まで、佃島・月島の下町を舞台に、八角神輿の宮出しや神輿を船に乗せる船渡御、高さ約18メートルの大幟(おおのぼり)が立ち並ぶ勇壮な5日間になる。ふだんは静かな運河沿いの町が、この年だけは一気に祭り一色に染まる。日程と見どころ、混雑を避けて動くコツをまとめておく。
佃祭2026は3年に一度の「本祭り」の年
佃祭は毎年8月6日・7日に蔭祭り(かげまつり)を営むが、神輿の渡御や船渡御まで行う本祭りは3年に一度しか巡ってこない。2026年はその本祭りの年で、佃島に大幟が立つのも3年ぶりになる。中央区観光協会も「今年は3年に一度の本祭り」と告知しており、ふだんの年とは規模がまるで違う。江戸三大囃子のひとつ「佃ばやし」が町に響き、金色の鳳凰を戴いた八角神輿が担ぎ出される様子は、この年でなければ見られない。SNS上でも「今年は3年に一度の本祭り、すごい」と本祭りの開催を心待ちにする投稿が見られる。
| 正式名称 | 住吉神社例大祭(佃祭)※3年に一度の本祭り |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年8月6日(木)〜8月10日(月) |
| 会場 | 住吉神社および佃・月島の氏子地域(東京都中央区佃1-1-14) |
| 最寄駅 | 東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島」駅6番出口 徒歩約5分 |
| 料金 | 無料(見物自由) |
| 主催 | 住吉神社・佃住吉講 |
| 最大の見どころ | 8月9日の八角神輿宮出し・船渡御 |
5日間の流れと各日の見どころ
本祭りは日ごとに主役が変わっていく。おおまかな流れは次のようになる。
- 8月6日(木):御旅所大祭式。祭りの幕開けとなる神事が営まれる。この前後で佃島の各所に大幟が立ち始める。
- 8月8日(土):獅子頭の宮出しと町内神輿の巡行。中央区の無形民俗文化財に指定された獅子頭が担ぎ出され、日中に町を練り歩くので、比較的ゆっくり見物できる日だ。
- 8月9日(日):宮神輿(八角神輿)の宮出しと船渡御。祭り最大のハイライトで、午前中から大変な人出になる。
- 8月10日(月):宮神輿の巡幸と宮入り。町を回った神輿が住吉神社へ戻り、祭りが締めくくられる。
各日の細かな開始時刻は年によって前後するため、行く前に住吉神社や佃住吉講の公式サイトで最新のスケジュールを確認しておきたい。

最大の見せ場は8月9日の船渡御
佃祭を語るうえで外せないのが、8月9日の船渡御だ。宮出しされた八角神輿を船に乗せ、佃・月島の運河や隅田川沿いの氏子地域を巡る。陸の神輿渡御とはまた違う、水の上を神輿が進む珍しい光景で、佃島ならではの海と縁の深い信仰が今に伝わっている。担ぎ手が白い羽根柄の半纏をまとって神輿を高く差し上げる宮出しの瞬間は、背後の高層マンション群と相まって、下町と現代が交差する独特の絵になる。
過去に足を運んだ人からは「金の鳳凰を載せた八角神輿が高層ビルの谷間から担ぎ出される光景に鳥肌が立った」「船に神輿が乗る場面は他の祭りでは見られない」という声もある。船渡御の航路や時刻は当日の潮や進行で変わるので、佃小橋周辺や住吉神社近くで早めに場所を確保しておくといい。
高さ約18mの大幟が佃島に立つ
本祭りのもう一つの象徴が、佃島に立てられる6本の大幟だ。高さは約18メートルにも及び、幟を支える柱や抱木(だき)は、普段は佃小橋の下の地中に埋められている。本祭りの年だけ掘り起こして組み立てるという、江戸の頃から続く独特の準備が語り草になっている。赤い佃小橋と運河、その奥にそびえる大幟、さらに背後の高層マンションという重なりは、写真に収めたくなる佃島名物の眺めだ。祭り期間中はこの大幟を目当てに訪れる人も多い。
混雑を避けるなら8日の日中か最終日が動きやすい
人出が集中するのは、やはりハイライトの8月9日午前だ。船渡御と宮出しを間近で見たいなら早めの行動が要る一方、ゆったり祭りの雰囲気を味わいたいなら、獅子頭や町内神輿が出る8月8日の日中や、最終日10日の宮入り巡幸を狙うと歩きやすい。佃島は路地が細く、神輿が通る時間帯は一方通行の規制もかかる。ベビーカーで行く場合は、無理に本隊を追わず、佃公園や佃小橋のあたりで神輿や大幟を眺めるくらいの気持ちがちょうどいい。
アクセスと当日のメモ
最寄りは東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の「月島」駅で、6番出口から徒歩5分ほど。もんじゃストリートで知られる月島から歩いてすぐの距離だ。真夏の昼間は日差しが強く、佃島は水辺で照り返しもある。帽子や日傘、こまめな水分補給を用意しておきたい。夕方以降は運河沿いに風が通って過ごしやすくなるので、涼しくなってから大幟のライトアップや町の提灯を見て回るのもいい。周辺には佃煮の老舗も残っていて、祭りの土産に立ち寄る人も多い。
祭りの前後に立ち寄りたい佃・月島のグルメ
佃島は、佃煮発祥の地として知られる。江戸時代に漁師町として栄えた佃では、獲れた小魚や貝を醤油と砂糖で煮込んで保存食にしたのが佃煮の始まりとされ、今も路地には創業百年を超える佃煮の老舗が数軒残っている。あさりやこはぜ、昆布の佃煮は日持ちするので、祭りの土産に向く。神輿を見たあとに買って帰る人も多い。
すぐ隣の月島に足を延ばせば、言わずと知れたもんじゃストリートがある。祭りで歩き回ってお腹がすいたら、鉄板を囲んで一息つくのもいい。夏は暑いので、冷房の効いた店で休憩を挟みながら祭りを回ると体が楽だ。ただし本祭りの週末は月島界隈も混み合うため、食事の時間は少し早めか遅めにずらすと待たずに入れることが多い。運河沿いの佃公園はベンチや木陰があり、子ども連れの休憩スポットとして使える。
写真に収めたい撮影スポット
佃祭は「画になる」祭りとしても知られる。定番は赤い佃小橋を手前に、大幟と背後の高層マンションを一枚に収める構図だ。江戸から続く祭りの幟と、現代のタワーマンションが同居する景色は佃島ならでは。船渡御のときは、運河にかかる橋の上から神輿を乗せた船を見下ろすアングルも人気がある。夕方から夜は提灯に灯りがともり、昼とは違う情緒が出る。混雑する場所での撮影は、周りの見物客や進行の妨げにならないよう気をつけたい。
まとめ:3年ぶりの本祭りは佃島の一大イベント
2026年の佃祭は、3年に一度しか巡ってこない本祭りの当たり年だ。8月6日から10日までの5日間、八角神輿の宮出し、水上を進む船渡御、高さ約18メートルの大幟と、この年でなければ見られない光景が続く。ハイライトの9日午前は混み合うので、日程と見どころを頭に入れて、無理のない時間帯に佃島の下町へ足を運んでみてほしい。
イベント情報
- 開催期間
- 2026/8/6 - 2026/8/10
- 開催場所
- 住吉神社
- 住所
- 東京都中央区佃1-1-14
- 主催者
- 住吉神社・佃住吉講
- 料金
- 無料(見物自由)
- 状態
- 開催予定