【8月23日】地震で乱れた首都圏の電車は19時にほぼ復旧|始発から17時間の経過と、直通運転で広がった遅れ

2026年8月23日の地震の影響で首都圏の鉄道に遅れが続いていることを示す図版

8月23日午前2時ごろの茨城県南部の地震(M5.9・最大震度5弱)で始発から乱れていた首都圏の鉄道は、19時02分の時点でほぼ平常運転に戻りました。残っているのは湘南新宿ラインの新宿以北の遅れと、武蔵野線から中央線快速へ直通する「むさしの号」の運休だけです。

目次

19時02分時点の状況

路線 状況
湘南新宿ライン 新宿駅以北の宇都宮線の一部列車に遅れ
むさしの号(武蔵野線・中央線快速) 運休
上記以外のJR東日本 関東エリア30路線以上 平常運転

朝の時点で遅れと運休が出ていた京浜東北線、常磐線、宇都宮線、高崎線、埼京線、横須賀線、京葉線、総武本線、成田線、水戸線は、いずれも平常運転に戻っています。東武・東急・東京メトロ・都営三田線・相鉄の遅れも解消しました。

始発から17時間 復旧までの経過

時刻 状況
始発〜 京浜東北線(大宮〜赤羽)、宇都宮線・高崎線(東京〜大宮)、常磐線(取手〜友部)、武蔵野線(東所沢〜吉川美南)、湘南新宿ライン(新宿以北)、つくばエクスプレス全線などで運転見合わせ
7時00分ごろ 常磐線快速(品川〜松戸)が運転再開
8時ごろ 京浜東北線、宇都宮線・高崎線、常磐線が順次再開。武蔵野線の再開見込みは10時ごろ、湘南新宿ラインは11時ごろと案内
9時23分ごろ 山手線の池袋〜大塚で人身事故が発生(地震とは別の原因)。埼京線・りんかい線にも遅れが波及
10時15分 つくばエクスプレスが平常運転に復帰
10時35分 湘南新宿ラインの再開見込みが13時ごろへ後ろ倒し
19時02分 湘南新宿ラインの遅れとむさしの号の運休を除き、平常運転

再開見込み時刻が動いた点が今回の特徴です。湘南新宿ラインは11時ごろ→13時ごろと2時間後ろ倒しされました。地震後の運転再開は、線路や設備の点検が終わってから判断されるため、最初に出る見込み時刻はあくまで目安になります。

朝の遅れが広い範囲に及んだのは直通運転のため

震度5弱を観測していない地域の地下鉄・私鉄まで遅れたのは、相互直通運転でつながっているためです。今回は次の3系統に分かれました。

起点になった路線 波及先
東武スカイツリーライン 東京メトロ日比谷線、東京メトロ半蔵門線 → 東急田園都市線
東急目黒線・新横浜線 東京メトロ南北線、都営三田線、相鉄線
山手線(人身事故) 埼京線・川越線、りんかい線、京浜東北線の快速中止

同じ会社でも直通していない路線は動いていました。東武東上線・アーバンパークライン、東急東横線・大井町線、西武全線、小田急、京王、京急、京成は終日平常運転です。遅れた路線と平常運転の路線がはっきり分かれたため、経路を1本ずらすだけで遅れを避けられる場面がありました。次に同じ規模の地震が起きたときも、この分かれ方は目安になります。

房総方面は地震とは別の理由で運休区間が残る

路線 区間 理由
小湊鉄道 里見〜上総中野 大雨災害の影響
いすみ鉄道 国吉〜上総中川 脱線事故の影響

房総半島の中央部を横断する2路線は、今回の地震とは関係なく運休区間が残っています。養老渓谷や大多喜方面へ鉄道で向かう場合は、代行バスの有無を各社の公式ページで確認してください。

あすに向けて

気象庁は今後1週間程度、とくに2〜3日程度は最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。同じ規模の揺れが再び起きれば、今回と同じように点検のため始発から運転を見合わせる可能性があります。8月23日は日曜でしたが、平日の朝に起きた場合はさらに混雑します。

今回、運転再開の情報がもっとも早く更新されたのはJR東日本の運行情報ページで、再開見込み時刻まで出ていました。私鉄・地下鉄まで一画面で見るならYahoo!路線情報が早く、両方を見比べると迂回の判断がしやすくなります。

運行情報の確認先

振替輸送は、運転を見合わせている区間の乗車券を持っている場合に他社線へ振り替えて乗れる扱いです。遅れているだけの路線には設定されないことが多く、改札を出る前に駅係員へ申し出る必要があります。

SNSでの口コミ

SNSでの口コミでは、朝の時間帯に「地震の遅れと山手線の人身事故が重なって経路を組み直した」という報告が相次ぎました。武蔵野線で25分遅れだったという具体的な数字や、地下鉄からJRに乗り換えたらそちらも止まっていたという投稿もあります。日曜のため、イベントやライブへ向かう人が会場入りの遅れを事前に告知する例も目立ちました。

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