【大泉西地区祭2026】8月29日は四面塔稲荷神社へ。練馬17地区で唯一、神社が会場の地区祭

覆屋の中に納まる四面塔稲荷神社の本殿

Event Overview

大泉西地区祭2026は8月29日(土)16〜21時、練馬区西大泉の四面塔稲荷神社で開催。区内17地区で神社が会場なのはここだけ。雨天順延の30日は日曜ダイヤで最終バスが19時38分と、祭りの終了前に終わる点に注意。前年は殺陣の演武もあった。

  • 2026/8/29 16:00 - 2026/8/29 21:00
  • 四面塔稲荷神社
  • 入場無料
覆屋の中に納まる四面塔稲荷神社の本殿
練馬区登録文化財「西大泉の稲荷神社本殿」。銅板葺きの反った屋根に彫刻が入る。覆屋の中にあり通常は非公開(画像:練馬区公式サイト)

練馬区には「地区祭」という言葉がある。区内17地区がそれぞれ開く地域の祭りのことで、会場の多くは小学校の校庭だ。大泉西地区祭は2026年8月29日(土)の16時から21時まで、練馬区西大泉の四面塔稲荷神社で開かれる。鳥居をくぐって入る地区祭は、17地区でここだけだ。区の日程表には雨天時の順延日まで載っているが、その順延日に行くと帰りのバスが祭りの終了前に終わってしまう。

目次

大泉西地区祭2026の開催概要

開催日 2026年8月29日(土)
時間 16時〜21時
会場 四面塔稲荷神社(練馬区西大泉5丁目1番)
内容 ステージ発表、模擬店
雨天時 翌8月30日(日)の同時間(16時〜21時)に順延
料金 入場無料(模擬店は別途有料)
最寄り 西武池袋線 保谷駅北口からみどりバス保谷ルート「四面塔稲荷」下車
地区祭全般の問い合わせ 練馬区地域振興課 地域コミュニティ支援係 03-5984-1039
公式確認先 練馬区「令和8年度 地区祭開催日程」

この内容は練馬区が2026年6月26日に更新した日程表に載っている。順延日まで区が出しており、日程の確度は高い。ただし個別の連絡先欄は空欄のままだ。

区内17地区で神社が会場なのはここだけ

練馬区の令和8年度の日程表を上から下まで見ると、地区祭の会場はほとんどが小学校の校庭だ。上石神井小学校、田柄小学校、練馬小学校、北町小学校、大泉南小学校と13校が並び、残りは公園や区民センター、団地の広場が使われている。

その中で四面塔稲荷神社だけが神社の境内だ。8月開催は上石神井(8月22日)とこの大泉西の2件だけで、上石神井は小学校の校庭、内容は「模擬店、ステージ、盆踊り」。大泉西は「ステージ発表、模擬店」で、区の表記に盆踊りの語がない。

「地区祭」は昭和53年に始まった練馬の仕組み

地区祭は練馬区独自の言葉だ。区の説明では始まりは昭和53年(1978年)。現在の練馬まつりに伴い、各地区でもそのミニ版の区民祭を開いたのが起源だという。開催は7月から12月の主に土日だ。

当初の主催は、旧17出張所の地域ごとに置かれた青少年育成地区委員会だった。現在は青少年育成地区委員会・町会・自治会・商店会などを主体につくられた地区祭実行委員会が運営している。行政の主催行事ではなく、地域の人が手を動かして立てる祭りだ。前年度の大泉西地区祭には9月のバレーボール大会もあり、夏祭りだけを指す言葉でもない。

SNSには「本日、会議です お手伝いしてくださる方募集中です!」という投稿が、西大泉・四面塔稲荷神社・夏祭り・地区祭のタグとともに見られる。準備の会議を開き、担い手を探しながら立てている行事だ。

前年のステージには殺陣の演武もあった

2026年の区の記載は「ステージ発表、模擬店」の2語だけだが、前年はもう少し具体的だった。練馬区の令和7年度の日程表には、2025年8月30日(土)16時から21時の大泉西地区祭について「ステージ(和太鼓、ダンス、バンド演奏)、模擬店(かき氷等)」と書かれている。神社の境内に和太鼓とバンドが入る構成だったことになる。

さらに、殺陣パフォーマンスチーム「10・Quatre(テンカトル)」が前年に出演している。同チームは「四面塔稲荷地区祭での出演 無事に終了いたしました」「出演のキッズ、ビギナーのみんなも お疲れ様でした」と投稿しており、子どもも舞台に立ったことがうかがえる。刀を使った演武が見られる夏祭りは多くない。ただし2026年の出演は告知されていないので、あくまで前年の実績だ。

本殿は元治二年の建立。ただし覆屋の中で非公開

四面塔稲荷神社の本殿は、練馬区の登録文化財になっている。登録名称は「西大泉の稲荷神社本殿」で、平成8年度の区登録。一間社の流造りで銅板葺き、円柱に出三斗の組物、三方に回り縁と高欄が付く。棟札には元治二年(1865年)2月の造営記録が残り、区は「豊富な彫刻、渦紋の大きさなどに幕末の特徴が見られます」と説明している。江戸時代の最後の年に建った社の前で祭りが開かれる、という構図だ。

ただしこの本殿は覆屋(おおいや)の中に納まる小さな社で、区の文化財ページには〈非公開〉と明記されている。地区祭に行けば見られる、というものではない。参拝者の投稿には「キツネさまはおっきくて凛々しい」という声もあり、境内で目に入るのは高い台座に載った狛狐の方だろう。

「四面塔」「堤稲荷」という名の由来

四面塔稲荷という名前は、かつてこの付近にあった四面の題目塔にちなむと伝わる。庚申塔ではなく題目塔だ。もう一つ、この神社には堤稲荷神社という別名がある。江戸時代にこの一帯が小榑村(こぐれむら)の小名「堤」と呼ばれていたことによる、というのが伝わる説明だ。いずれも区の資料には載っておらず、神社の来歴をまとめた資料に残る言い伝えという扱いになる。

祭神は宇賀御魂命、例祭は2月の初午の日。8月の地区祭は例祭とは別の行事だ。なお池袋にも「四面塔稲荷大明神」という同名の社があるので、検索するときは西大泉と付けたい。

みどりバス保谷ルートの路線図。保谷駅北口から四面塔稲荷を経て光が丘へ向かう
みどりバス保谷ルートの路線図。保谷駅北口から4つ目に「四面塔稲荷」がある(画像:練馬区公式サイト・保谷ルート路線図)

行き方は保谷駅から。大泉学園駅発のバスは通らない

ここが一番間違えやすい。西大泉という住所から大泉学園駅を思い浮かべる人は多いが、みどりバス大泉ルート(大泉学園駅発着)は四面塔稲荷を通らない。停留所「四面塔稲荷」があるのは保谷ルート(練馬01・練馬02系統)の方だ。

保谷ルートは保谷駅北口が起点で、下保谷三丁目、西大泉五郵便局南、西大泉五丁目、西大泉六丁目と進んだ次が四面塔稲荷。所要6分だ。運賃は大人230円、小学生120円(IC115円)で、東京都シルバーパスも使える。運行は平日・土曜が1日20往復、日曜・祝日は17往復。

  • 確実なのは保谷駅北口からみどりバス保谷ルートで6分
  • 大泉学園駅からは約2キロ、歩くと25分から30分かかる
  • 光が丘駅方面の「四面塔稲荷」停留所は2025年3月に95メートル西へ移設されている

この路線について、バス好きの利用者からは「四面塔稲荷から各バス停7〜8人ずつ乗ってきて立客出して保谷駅前」という投稿も見られる。祭りの日の話ではなく平常時の混み具合だが、コミュニティバスなので車両は大きくない。座って帰れる前提では考えない方がいい。

雨で30日に延びると、最終バスが19時38分になる

ここが一番の落とし穴だ。区の日程表には「雨天時、翌30日(日)の同時間に順延」と明記されている。時間は短縮されず、16時から21時のまま日曜へ移る。ところがみどりバスは平日・土曜と日曜・祝日でダイヤが変わる。

本番の8月29日は土曜なので、四面塔稲荷発の最終は21時23分、保谷駅北口に21時35分着。21時に祭りが終わってもぎりぎり間に合う。一方、順延した8月30日は日曜ダイヤになり、四面塔稲荷発の最終は19時38分、保谷駅北口19時50分着だ。祭りの終了時刻より1時間20分も早くバスが終わる。順延日に最後までいるつもりなら、帰りは徒歩かタクシーを織り込んでおきたい。

なおこの時刻は2025年6月1日改正時点のもの。当日は西武バス上石神井営業所(03-3867-2525)かバスロケーションシステムで確かめてほしい。帰りの便が西大泉六丁目と下保谷三丁目を通過する点も頭に入れておきたい。駐車場は区にも神社側にも案内がなく、境内が会場である以上、車で乗り付ける前提は立てない方がいい。

16時から21時、どこを目当てに行くか

地元の案内によると、前年は16時から19時が子ども向け、19時から21時が大人向けの二部構成だった。5時間という枠は地区祭では長い方で、上石神井の16時〜20時30分より30分長い。小さい子と行くなら前半、ステージを見るなら後半という分け方ができる。

大泉西地区委員会が受け持つのは西大泉・西大泉町・南大泉の3地域で、モットーは「つなごう地域の輪」。1865年建立の本殿を背にした境内に、和太鼓とバンドと殺陣が同じステージで並ぶ。区内17地区でここにしかない形の地区祭が、この日の見どころだ。

イベント情報

開催期間
2026/8/29 16:00 - 2026/8/29 21:00
開催場所
四面塔稲荷神社
住所
東京都練馬区西大泉5丁目1番
主催者
大泉西地区祭実行委員会
料金
入場無料
状態
開催予定
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