【二宮神社しょうが祭り2026】9月8日・9日は火曜と水曜。厄除生姜は11時30分から、祭りは21時終了

葉付きの生姜が束で山積みされた露店

東京都 9月8日(火)のイベント

曜日に関係なく毎年9月8日・9日に開かれるあきる野市の生姜祭り。2026年は火曜と水曜。生姜は11時30分から、宮入りは19時。

  • 2026/9/8 16:00 - 2026/9/9 21:00
  • 二宮神社
  • 無料(生姜・露店は有料)

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あきる野市の二宮神社で、9月8日と9日に秋季例大祭がある。通称「しょうが祭り」。日付は毎年8日・9日で固定されていて、曜日は関係ない。だから2026年は火曜と水曜、まるごと平日になる。それでも夜まで人が出る祭りで、露店が閉まるのは21時だ。

夜の露店の長机に、葉付きの生姜が束のまま山積みされ、白い袋と紙札が添えられている。左側の通路を家族連れが通る
境内に並ぶ生姜売りの露店。葉の付いたまま束で売られる(Sittaka / Wikimedia Commons, Public domain・2013年撮影)
目次

2026年は火曜と水曜。日付は動かない

あきる野市は「例年は9月8日(宵宮)、9日(本祭)」と書いている。二宮商栄会のほうはもっとはっきりしていて、「毎年、9月8日(宵宮)、9日(本祭) ※曜日は関係ありません」と明記している。土日に寄せない祭りだ。

2026年分の当年告知は、8月上旬の時点でまだ出ていない。あきる野市観光協会は毎年8月に告知を出す運用なので、これから公開される見込みになる。ただ、市が2026年4月に更新した「令和8年度 郷土芸能連合会加盟団体祭礼出演予定」には、令和8年9月の欄に「8日・9日/二宮神社例大祭(しょうが祭)」がすでに載っている。担当は二宮はやし連で、内容は「二宮町内、本山車の巡行及び神社下での居囃子」。今年も同じ日程で動く前提になっている、と読める。

開催概要

項目 内容
日程 2026年9月8日(火)宵宮/9月9日(水)本祭 ※日付固定
会場 二宮神社(あきる野市二宮2252)と二宮地区一帯
料金 無料(生姜・露店は有料)
厄除生姜 9日11時30分頃から販売
終了 21時(2025年の交通規制チラシの記載)
アクセス JR五日市線 東秋留駅から徒歩3〜5分
駐車場 なし。路上駐車も全面禁止
問い合わせ 二宮神社秋季例大祭実行委員会(二宮神社社務所)042-558-5636

時刻はすべて2024年・2025年に公表されたものだ。2年とも同じ内容だったので例年どおりと見ていいが、2026年版は未発表なので、直前に観光協会の告知を見ておきたい。

厄除生姜は9日の11時30分から。神事のあとに売り始める

この祭りの名前になっているのが生姜だ。市は「9日に立ち並ぶ露店で販売される生姜を食べると『風邪をひかない』『1年間無病息災 厄除けになる』といわれています」と書いている。

売り始めは9日の11時30分頃。10時からの例祭式典が終わり、神社神輿の宮出しと同じ時刻に動き出す。神様に供えたものを分けてもらう、という順番になっている。生姜は神様からの授かり物と考えられていて、販売は神事のあとから、という申し合わせが商家の間にあったとも伝えられている。

売り方も独特だ。冒頭の写真のとおり、葉の付いたまま束にして、長机に山積みで並べる。スーパーで売っている根の部分だけの生姜とは見た目からして別物だ。値段については公表されている情報がないので、いくら持っていけばいいかは現地で確かめることになる。

並ぶ時間の目安がある。2023年に実際に生姜を買った人が、こう書いている。「生姜販売は、2日目の朝11時から、ということ。特に境内で買いたい方は、10時くらいには境内について並んでいた方がよさそうです」。境内と周辺の両方に生姜を売る屋台が出るが、それでも神社の出店で買いたい人が多く、午前中から長い列ができる。11時30分に着くのでは、境内の分には間に合わない可能性がある。

味についても同じ人が「新鮮でおいしかった!! まさに新生姜で、辛みも少なく」と書いていた。9月上旬に掘ったばかりの新生姜なので、通年で売っているひね生姜とは辛さが違う。

神饌は生姜・里芋・牛の舌の形をした餅

供えるものは生姜だけではない。市の説明では、神饌として「生姜」「里芋」「牛の舌餅(したもち)」を奉納する風習がある。観光協会はより具体的に、「牛の舌の形の餅」「子持ちの里芋」「葉根付き生姜」の三点と書いている。

牛の舌の形の餅。祭りの供物としてはかなり珍しい。なぜ牛の舌なのか、いつからなのかについては、市の資料にも観光協会の説明にも書かれていない。名前だけが残っている供物ということになる。子持ちの里芋も、葉と根が付いたままの生姜も、収穫したままの姿で供えるという点では共通している。

昼の生姜と夜の宮入りは、同じ日でも別の祭り

9日は朝から夜まで動くが、見どころが昼と夜に分かれている。平日なので、どちらを取るかを先に決めることになる。

時刻 内容
10時00分 例祭式典
11時30分 神社神輿の宮出し/厄除生姜の販売開始
14時30分 子供みこし
15時00分 東中学校吹奏楽、秋留台高校和太鼓
16時00分 中学生みこし
17時00分 奉納芸能大会
19時00分 神輿の宮入り(2023年は18時38分頃から石段へ)/このあと秋川歌舞伎の奉納
21時00分 祭り終了・露店の撤収

生姜が目的なら午前、宮入りが目的なら夕方以降。その両方を1日で取るには、平日に丸一日空ける必要がある。前日8日の宵宮は16時から山車の町内巡行、17時から和太鼓、18時から演芸大会で、規制も小さい。仕事帰りに雰囲気だけ見るなら8日の18時以降が入りやすい時間になる。

混み方も年によって変わる。市が2017年の開催後に出したレポートには「特に土曜日は、人出が多く祭り全体を盛り上げていました」とある。日付固定の祭りなので、8日・9日が土日にかかる年は混み、平日に落ちる年はゆるむ。2026年は火曜と水曜なので、後者にあたる。

屋台については、この地元で育った人が「金魚すくい」「焼きそば」「焼きとうもろこし」を挙げ、祭りの食べ物は「妙においしいんですよね」と書いていた。露店の数は公表されていないが、境内から参道まで並ぶ規模ではある。

宮入りは公式に19時。ただし実際は18時30分すぎに石段へ入る

市がこの祭りを紹介するときに必ず書くのが、「宮入りで神輿が石段を上がる姿は圧巻です」という一文だ。

ここに時間のずれがある。2023年の本祭を最初から見ていた人が、時刻を記録している。それによると神輿は18時26分に出発し、18時38分頃に石段を登り始め、18時49分頃に登りきった。公式のタイムテーブルは「19:00 神輿宮入り」だが、石段を上がる場面そのものは19時より20分ほど前に始まって、19時前には終わっていたことになる。

年によって前後するにせよ、19時ちょうどに着く計画だと、いちばんの見どころを逃しかねない。18時には石段の見える位置に入っておきたい。同じ記録には「階段を登る前に担ぎ手は疲れ切ってしまうのではないかと心配になった」ともある。町内を一日担いだあとの最後の坂なので、そこまでの巡行を少し追いかけてから石段に回ると、上がる場面の重みが変わる。

夕暮れ、参道の石段を赤と黄色の法被を着た担ぎ手が埋め尽くし、神輿を担いで上がっていく。両脇の斜面には提灯が連なり、見物客が見下ろしている
石段を上がる神輿。担ぎ手が段を埋め、両脇の提灯の下から見物客が見下ろす(出典:あきる野市)

写真を見るとわかるが、石段は幅が狭く、担ぎ手がぎっしり詰まる。見る側は石段の両脇の高いところに回り込んで、上から見下ろすかたちになる。下から追いかけると人の背中しか見えない。提灯に灯が入る時間帯なので、日が落ちてからのほうが画になる。

宮入りのあとは、子どもたちの歌舞伎

宮入りが終わると、境内の特設舞台で秋川歌舞伎が奉納される。東京都指定の無形民俗文化財で、東京で唯一の農村歌舞伎とされる。

ここで一つ知っておくと得な区別がある。例大祭で舞台に立つのは子ども歌舞伎のほうだ。2025年の市の資料では、9日の19時から20時30分に「雛鶴三番叟」と「義経千本桜 二段目 伏見稲荷鳥居前の場(子ども歌舞伎)」。大人が演じる「仮名手本忠臣蔵 七段目」は、10月の秋川キララホールの公演のほうに入っている。神社の舞台で見られるのと、ホールで見られるものは違う。

夜の野外特設舞台で、紫の着物に白塗りの演者4人が番傘を持って並ぶ。背景の壁は「金壱萬圓也」などと墨書された奉納札で埋め尽くされ、右手に黒紋付の人物が台本を持って立つ
境内の特設舞台での奉納。背景の壁は「金壱萬圓也」「金五千円也」と書かれた奉納札で埋まっている(出典:あきる野市)

舞台の写真を見ると、この祭りの成り立ちが見えてくる。演者の背後の壁は、寄付した人の名前と金額を書いた奉納札でびっしり埋め尽くされている。「金壱萬圓也」「金五千円也」の墨書が幕の代わりだ。プロの一座を呼ぶのではなく、地元が金を出して地元が演じる。

秋川歌舞伎あきる野座は、明治から昭和初期まで盛んだった二宮歌舞伎を前身として、1992年に保存会が結成された。座員は90人ほどで、3歳から90代までが参加している。なお2026年に奉納があるかどうかは、令和8年度の公演予定がまだ公開されていないため未発表だ。

車では行けない。9日は朝7時から夜10時まで規制がかかる

駐車場はなく、路上駐車も全面禁止と観光協会が明記している。電車一択と考えたい。

2025年の交通規制チラシを見ると、規模がわかる。本祭当日は朝7時から18時まで片側規制、神社周辺の中心部は16時から22時まで全面通行止。宵宮の8日は16時から19時の片側規制だけなので、規模がまるで違う。同じチラシの注記に「21時で祭り終了」とあり、そのあと露天商の撤去が始まる。公式のタイムテーブルは19時の宮入りまでしか書いていないので、終わりの時刻がわかるのはこの1枚だけだ。2026年の規制内容は改めて告知される。

帰りの足には余裕がある。東秋留駅の拝島・立川方面は、平日の最終が23時30分発。19時の宮入りから歌舞伎まで見届けても、2時間以上の余裕がある。雨が降ったときの扱いについては公式の案内がないので、天気が怪しければ実行委員会(042-558-5636)に聞いてから出るのが確実だ。

あきる野三大まつりは、この二宮神社(9月8日・9日)に続いて、正一位岩走神社の伊奈の祭り、阿伎留神社の五日市祭りと9月いっぱい続く。夏の あきる野夏まつり が終わったあとの、この街のもう一つの季節だ。平日開催という一点だけが人を遠ざけていて、裏を返せば土日にあたる年ほどは混まない。狙う時刻は2つ、境内で生姜を買うなら10時、石段を上がる神輿を見るなら18時。

イベント情報
開催期間
2026/9/8 16:00 - 2026/9/9 21:00
開催場所
二宮神社
住所
東京都あきる野市二宮2252
主催者
二宮神社秋季例大祭実行委員会
料金
無料(生姜・露店は有料)
状態
開催予定
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