【杉大門通り盆踊り2026】9月13日は四谷三丁目の路上で3時間47曲。櫓は立たない

杉大門通りの道路標識と提灯型の街灯が連なる通り

東京都 9月13日(日)のイベント

2026年9月13日(日)17時から、四谷三丁目の杉大門通りを通行止めにして開く路上盆踊り。2025年は3時間で47曲、同じ曲は繰り返さなかった。

  • 2026/9/13 17:00 - 2026/9/13 20:00
  • 杉大門通り
  • 無料

東京都で次の予定を探す

この週、もうひとつ楽しもう

同じ週に東京都で開催されるイベントを集めました。遠くへ検索を広げず、今いるエリアから次の候補を見つけられます。

新宿区四谷の杉大門通りで、9月に盆踊りがある。2026年は9月13日(日)。四谷三丁目の飲み屋街の路上を17時から通行止めにして、3時間踊る。櫓は立たない。そして曲がとにかく多い。2025年に実際にかかった曲は47曲で、同じ曲は一度も繰り返されなかった。

片側1車線の細い通りに「杉大門通り」の道路標識が掲げられ、両側に提灯型の街灯が連なる日中の商店街
ふだんの杉大門通り。この道路の中央に太鼓を置いて踊る(Kamemaru2000 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0)
目次

3時間で47曲。2日間開催の会場より多い

荒木町町会が、四谷地域の盆踊り情報を毎年まとめて公開している。そのページには日程だけでなく、前年の実際のセットリストが全曲載っている。2025年の杉大門通りは、東京音頭に始まって民謡お国めぐり音頭で終わる47曲だった。

17時から20時までの3時間で47曲だから、1曲あたり平均3.8分。休憩を挟むことを考えると、ほぼ止まらずに曲が流れ続ける計算になる。同じページに載っている他会場の2025年の記録と並べると、この密度がわかる。

  • 新宿二丁目盆踊り大会(3日間)… 21曲
  • 踊ろう!in 荒木町の秋(2日間)… 40曲
  • 杉大門通り盆踊り大会(1日3時間)… 47曲

2日間かけて40曲の会場より、1日3時間のほうが多い。市ケ谷経済新聞も2025年の記事で「曲は繰り返しなく、およそ45曲を3時間にわたって踊り続けるという」と書いている。2019年の同紙の記事では約50曲を4時間、とある。年によって数は動くが、40曲台という水準は10年変わっていない

開催概要

項目 内容
日程 2026年9月13日(日)
時間 17時00分〜20時00分(例年) ※飲食販売は15時から
会場 杉大門通り(新宿区四谷3-3周辺の路上)
主催 杉大門通り商店街人気会
料金 無料
なし(道路中央に太鼓)
雨天 2025年のポスターには「小雨決行」の記載
アクセス 東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅から徒歩3分

ただし時間のほうは確定ではない。荒木町町会のページは日付を言い切っているのに対し、時間には「(例年)」という注記が付いている。商店街の公式サイトも2026年8月上旬の時点では令和7年度の告知のままだ。開始時刻は当日までにもう一度確かめたい。この会場は開催日が毎年動いていて、2025年は9月21日、2023年は9月3日、2019年は9月15日だった。「去年と同じ日」という覚え方が通用しない会場でもある。

櫓はない。道路の真ん中に太鼓を置いて、細長い輪で踊る

この会場のかたちは、公園や神社の盆踊りとかなり違う。櫓を立てず、道路の中央に太鼓を据える。通りが細いので、輪は丸くならず、道なりに細長く伸びた一重の輪になる。

踊りをリードするのは新宿区の盆踊りでおなじみの先生で、お手本役が一重の輪の所々に入っている。踊り慣れていなくても、前後の人を見ながら回れるということだ。踊り場と見物側を分ける柵もないので、歩道側で見ていると踊りの輪がすぐ横を通る。飛び入りの参加もできる。

足元はアスファルトとタイルで、土の校庭とは疲れ方が違う。荷物を預かってくれる場所もない。身軽な格好で、歩ける履物のほうが3時間持つ

混み具合については、各地の盆踊りを回っている愛好サイト「盆まる」が2024年の訪問時に「混雑度 激混み」と書いている。踊りの輪と歩道の間に仕切りがない細い通りに人が集まるので、通り抜けるだけでも時間がかかると思っておきたい。

ご当地曲は3曲。「松の木小唄」は振りが違う

47曲のうち、この界隈でしかかからない曲がある。「荒木町小唄」「新宿音頭」「平成新宿音頭」の3曲だ。平成新宿音頭は天童よしみが歌っている。地元の曲を1曲だけ持つ会場は多いが、3曲そろっている場所はそう多くない。

もう1曲、盆踊りを見て回っている人たちの間で名前が挙がるのが「松の木小唄」である。他の会場では見ない振り付けで踊られる、という記録がある。Xにも2026年8月3日の投稿で「この三島敏夫さんの【松の木小唄】のバージョンは新宿の荒木町や杉大門でもかかる曲なので、振りを覚えると新宿界隈の盆踊りではバッチリですね」という書き込みがある。曲そのものではなく、この一帯特有の振りがあるということだ。

リストには「いもがらぼくと」「知恵っこよされ」「お江戸チョイチョイ節」といった古い曲と、「365日の紙飛行機」「盆ギリ恋歌」のような新しい曲が並んでいる。年によっては生唄で踊る時間が入ることもある。

初めて行った人のブログには、会場で曲順表が配られたのが初めてで嬉しかったという記述がある(2023年)。47曲を順番に流す会場なので、次に何が来るかが紙でわかる。踊るのに勇気が要ったとも書いていて、そのうえで、これまで行った盆踊りのなかでいちばん良かったと結んでいた。踊らずに見ているだけでも成立するが、曲順表があるなら知っている曲だけ輪に入る、という参加の仕方ができる。

飲食は15時から始まる。屋台ではなく店の店先

盆踊りが17時からなのに対して、飲食の販売は15時に始まる。2025年の公式ポスターに「★15時より有志店舗による飲食販売あります!!」と刷られている。

青地に浴衣姿の女性の横顔を描いたポスター。赤文字で「杉大門通り 盆踊り大会」、左下に開催日時と「小雨決行」、下部に飲食販売の案内
2025年の公式ポスター。下部に「15時より有志店舗による飲食販売」とある(出典:杉大門通り商店街人気会)

出るのは屋台ではない。通り沿いの飲食店やバーが、自分の店の前に台を出して売る。杉大門通りは昭和40年代に物品販売の商店街から飲み屋街に変わった通りで、いまも大人向けの落ち着いた店が並ぶ。その店主たちが2時間早く表に出てくる日、という組み立てになっている。

踊りの2時間前から店先が動くので、15時台に着いて飲み食いしてから輪に入るという過ごし方ができる。逆に17時ちょうどに着くと、通りはもう混んでいる。

2025年は、同じ日に隣の荒木町で「荒木町秋祭り」が同時開催された。14時から荒木町の飲食店20店舗以上をチャージなしで飲み歩ける企画があり、荒木公園の特設ステージでは14時から和太鼓、16時から芸者衆の踊りが入った。そのあと17時に杉大門通りが通行止めになって盆踊りが始まる、という一日の流れだった。荒木町商店会の会長は「秋祭りと盆踊りが同時開催されることで、荒木町が一体となり盛り上がる日になるはず」と話している。2026年に同じ組み合わせになるかは告知が出ていないが、盆踊りだけを見て帰ると取りこぼすものがある地区だとは言える。

「杉大門」は寺の門前から来ている

通りの名前は地名ではない。商店街の公式サイトは、通りの先にある全勝寺の門前町として栄えた、と説明している。全勝寺は天正6年(1578年)に麹町貝塚で創立し、元和2年(1616年)に四谷へ移ってきた曹洞宗の寺だ。「全てに勝つ」という名前から、合格祈願で知られている。

杉のほうにも理由がある。この辺りは杉林で、杉材の産地だった。江戸初期に舟坂をつくる杉材を伐り出したことから舟坂横町ができ、それが舟町という町名になった。杉の若木の皮を剥いだ「四谷丸太」は建築の足場材として出荷され、生産地が高井戸などに移ったあとも名前だけが残っている。踊る場所の名前に、寺の門と杉林の両方が入っている。

四谷の盆踊りは10月まで続く

四谷地域は、盆踊りの時期が長い。荒木町町会がまとめている2026年の一覧を見ると、7月の新宿二丁目・四谷納涼から始まって、9月・10月まで途切れない。

日程 大会名 会場
8月22日(土)・23日(日) 大京町商店会納涼おどり大会 大京公園
8月27日(木)・28日(金) 花園町会納涼踊り大会 花園小学校・花園公園
9月13日(日) 杉大門通り盆踊り大会 杉大門通り
9月19日(土) 信濃町町会 小さな盆踊り 外苑東通り第七駐車場
10月10日(土)・11日(日) 踊ろう!in 荒木町の秋 荒木公園

10月の荒木町は、町会が例年と曜日・開始時間を変えていると注意書きを出している。杉大門を逃しても、同じ徒歩圏で翌週と翌月にもう2回ある。信濃町の「小さな盆踊り」は会場が外苑東通りの駐車場で、これもこの街らしい場所の使い方だ。

17時に通行止めになる。トイレは荒木公園

会場は東京メトロ丸ノ内線の四谷三丁目駅から徒歩3分。杉大門通りは新宿通りと外苑東通りをつなぐ一直線の道で、西側が四谷三丁目駅、東側が都営新宿線の曙橋駅に近い。通りの両端どちらからでも入れるので、混んでいるほうを避けて反対側から回り込める。

杉大門通り商店街の店舗マップ。左端に新宿通りと四谷三丁目駅、右端に曙橋駅、中央を杉大門通りが横切り、通り沿いの全店舗名が並ぶ
商店街が公開している店舗マップ。左端が四谷三丁目駅側、右端が曙橋側(出典:杉大門通り商店街人気会)

2025年は17時に通りを通行止めにして始まった。2026年の規制範囲は公表されていないので、細かい迂回路までは書けない。ただ17時をまたいで車で通り抜けることはできないと見ておきたい。

通りの中に公衆トイレはない。すぐ北側の荒木公園(新宿区荒木町10)にトイレがある。荒木町は坂と路地の入り組んだ一角で、公園は金丸稲荷神社の敷地だった土地に昭和59年に開いたものだ。踊りの合間に抜けるなら、こちらが近い。

この会場、地元の情報サイトの運営者ですら2023年に「不覚ながら初めて知った!」と書いている。渋谷盆踊り のように数万人規模で交通規制がかかる催しとは、知られ方からして違う。通りは細く、輪はひとつ。曲は繰り返さないので、同じ踊りは二度と来ない。9月13日の17時に太鼓が鳴り始めてから3時間、47曲ぶんの時間がそこで流れる。

イベント情報
開催期間
2026/9/13 17:00 - 2026/9/13 20:00
開催場所
杉大門通り
住所
東京都新宿区四谷3-3周辺
主催者
杉大門通り商店街人気会
料金
無料
状態
開催予定
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次