東京都 9月12日(土)のイベント
渋谷区千駄ケ谷の鳩森八幡神社の例大祭は2026年9月12日・13日。3年に1度の神輿連合渡御の年で、13日11時の出発式は国立競技場(MUFGスタジアム)。12日夜の薪能は観覧無料、屋台は11時から。都内最古の富士塚は祭典時に閉鎖されることもある。
- 2026/9/12 14:00 - 2026/9/13 17:00
- 鳩森八幡神社
- 無料
東京都で次の予定を探す
同じ週に東京都で開催されるイベントを集めました。遠くへ検索を広げず、今いるエリアから次の候補を見つけられます。
東京都のイベント
調布市多摩川周辺(布田会場、京王多摩川会場、電通大グランド会場)
小河内神社/奥多摩水と緑のふれあい館
よみうりランド プールWAI
渋谷区千駄ケ谷の鳩森八幡神社で、令和8年の例大祭が9月12日(土)・13日(日)に行われる。神社の例大祭は毎年あるが、2026年は3年に1度しか回ってこない「神輿連合渡御」の年にあたる。しかも13日の出発式の会場が、公式ポスターに「MUFGスタジアム」と書かれている。聞き慣れない名前だが、これは国立競技場のことだ。氏子8町会の神輿が国立競技場に集まってから町へ出ていく、2026年だけの光景になる。

3年に1度の「当たり年」が2026年に回ってきた
例大祭は例年9月第2土曜と日曜の2日間で、2026年は9月12日(土)と13日(日)。ふだん、氏子8町会の神輿はそれぞれの町会の範囲だけを回る。ところが3年に1度、8町会の神輿がそろって氏子地域の全域を練り歩く「神輿連合渡御」が行われる。神社は令和8年度を「<神輿連合渡御の年>」と明記していて、2026年がその年だ。
2日間の中身は年によって入れ替わる。2026年は初日に祭典、2日目に連合渡御という並びだ。翌2027年は初日が宵宮で2日目に祭典という流れが公表されており、8町会の神輿がそろう光景は次が2029年になる。前年の令和7年は宮神輿の出ない年で、神社は例大祭の報告文の最後に「来年の例大祭は神輿連合渡御が行われます。しっかり準備をして今年以上に良い二日間にしていきたい」と書いていた。
前回の連合渡御は2023年9月9日・10日。参加した地元企業のブログには「8町内会の町神輿が一同に会し、神社に向かって練り歩く姿は圧巻のひと言でした」と残っている。
なお令和7年の開催は9月13日・14日だった。去年の日付を覚えている人ほど1日ずれるので、9月12日・13日で押さえておきたい。
出発式の「MUFGスタジアム」は国立競技場のこと
ポスターには「九月十三日(日)午前十一時 神輿連合渡御出発式 於MUFGスタジアム」とある。この名前で検索しても場所が出てこず戸惑うが、正体は国立競技場だ。
国立競技場を運営する株式会社ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメントが2025年10月、三菱UFJフィナンシャル・グループを「ナショナルスタジアムパートナー」の第一号に迎えたと発表。2026年1月から2030年12月までの5年間、呼称が「MUFGスタジアム」になった。正式名称は国立競技場のままだ。
神社の最寄り駅のひとつが都営大江戸線の国立競技場駅であることからも分かるとおり、両者は目と鼻の先だ。担ぐ側には昔からの地元だが、外から来ると「国立競技場に8町会の神輿が並ぶ」という他では見られない絵になる。Xにも「MUFGスタジアム開催に向けた鳩森八幡神社周辺地域との連携について」という投稿が見られる。
12日夜の薪能は観覧無料。同じ舞台の5月公演は5,000円
初日の9月12日は、午後2時から祭典が斎行され、午後4時から5時まで氏子崇敬者向けの特別昇殿参拝、そして午後6時から能楽殿で薪能が行われる。神社の公式サイトはこれを「神賑 献能 櫻間会(観覧無料)」と記していて、観覧料はかからない。

写真のとおり、開演の18時はまだ空に青が残る時間だ。舞台の手前には薪をくべる鉄籠が据えられ、暗くなるにつれ火と舞台の照明だけが残る。前年は雨具を着た観客も写っており、神社も「一時的に雨が降ることもあり、夕方からの薪能の開催が心配でした」と書いている。屋根のない客席なので雨具は持って行きたい。
この能楽殿では毎年5月と9月の年2回、薪能が行われる。5月の「鳩森薪能」は令和8年で第25回を数える恒例公演だが、こちらは全自由席5,000円(前売4,500円)の有料公演で、狂言「腰祈り」と能「橋弁慶」が演じられた。
つまり同じ能楽殿で、同じ櫻間会の能を、5月は5,000円、9月の例大祭は無料で見られる。能楽殿は平成12年に建て替えられたもので、後座の壁面に老松が描かれ、橋掛りも備える。近くには国立能楽堂もあり、「公演後に鳩森八幡神社へお参りして」という投稿も見かける一帯だ。
神社は5月の公演を「並べられた空いているパイプ椅子を探すのが大変」と書いている。座って見たいなら早めに境内へ。
2026年 鳩森八幡神社例大祭の日程
| 日付 | 時刻 | 内容 |
|---|---|---|
| 9月12日(土) | 午後2時 | 祭典斎行(総代・来賓) |
| 午後4時〜5時 | 特別昇殿参拝(氏子崇敬者) | |
| 午後6時 | 神賑 薪能(櫻間会・観覧無料) | |
| 終日 | 境内に出店 | |
| 9月13日(日) | 午前11時 | 神輿連合渡御 出発式(MUFGスタジアム=国立競技場) |
| 終日 | 氏子8町会の神輿が氏子地域を渡御/境内に出店 | |
| 会場 | 鳩森八幡神社(渋谷区千駄ケ谷1-1-24) | |
| 料金 | 境内無料・薪能の観覧も無料 | |
| 問い合わせ | 鳩森八幡神社 03-3401-1284(受付9時〜17時) | |
都内最古の富士塚は、祭りの日に登れるとは限らない
境内の「千駄ヶ谷の冨士塚」は東京都指定有形民俗文化財(昭和56年3月12日指定)。寛政元年(1789年)の築造とされ、都内に現存する富士塚では最も古いと神社は説明している。
ここで注意したいのが、神社が「冨士塚はいつでも登拝することができます。ただし祭典、清掃や剪定作業、5月に行われる薪能などの時は閉鎖することがございます」と明記している点だ。例大祭は年で最も大きな祭典にあたるため、当日に登れるかは行ってみないと分からない。富士塚が目当てなら別の日に訪ねるほうが確実だ。「来たことはあったけど富士塚があるのは知らんかった」という投稿も見かけるくらいで、ふだんは静かに登れる。
大鳥居の先、右手の六角形の御堂は将棋堂。道路一つ向こうの日本将棋連盟との縁で、大山康晴十五世名人が昭和61年に奉納した高さ1メートル20センチの欅製の大駒が納められている。こちらも扉が開くのは1月の将棋堂祈願祭だけで、ふだんは外から拝む形になる。授与所には王手勝守1,000円や王手みくじ200円が並び、「順位戦の前に寄って先生の勝利をお願いしてきた」という投稿も見かける。
千駄ケ谷駅から徒歩5分。車は当てにしないほうがいい
アクセスはJR総武線の千駄ケ谷駅、都営大江戸線の国立競技場駅、東京メトロ副都心線の北参道駅から、いずれも徒歩5分。3方向から入れる。

渡御の日は町会ごとに路上へ神酒所が立ち、神職が朝から順に回って安全を祈願していく。神輿を追いかけなくても、神酒所をたどるだけで氏子地域の広がりが見える。
車で行くのは考えないほうがいい。神社は2026年7月14日付で参拝者用駐車場の使用中止を告知しており、期間は「8月末頃まで」とされていた。9月の状況は再開している可能性もあるが、そもそも例大祭当日は神輿が町なかを通るため、周辺の道は落ち着かない。電車で行くのが素直だ。
屋台は11時から、子ども向けのゲームは13時から
境内は平坦で、屋台は両日とも出る。前年(令和7年)の例大祭について千駄ヶ谷大通り商店街が出した案内には、時間と品目まで書かれていた。
- 出店(11:00〜):焼きそば・フランクフルト・おにぎり・お好み焼き・かき氷・わたあめ・生ビール ほか
- ゲーム(13:00〜):くじ引き・水風船すくい・スーパーボールすくい・射的・ポールダーツ ほか
- 神賑能(18:00〜)観覧無料
2026年も同じとは限らないが、食べ物は昼前から、子ども向けのゲームは午後からという組み立ては例年通りと見ておいてよさそうだ。小さい子を連れるなら13時以降が動きやすい。
あわせて、9月の千駄ケ谷にはまだ夏の暑さが残る点も見ておきたい。神社自身が令和7年・令和6年と続けて「酷暑の例大祭」と記録しており、前回の連合渡御があった2023年9月9日は最高気温35度を超える猛暑日だったと参加者が書き残している。日中に神輿を追いかけるなら、水分と日陰の確保は欠かせない。境内の屋台は11時からなので、午前中に着くならコンビニで飲み物を買ってから入るほうが確実だ。
次の連合渡御は2029年
国立競技場が「MUFGスタジアム」と呼ばれるようになった最初の年に、その前で8町会の神輿が並ぶ組み合わせは、2026年9月13日にしかない。次に8基がそろうのは2029年だ。
同じ9月13日には奥多摩で 小河内の鹿島踊 が奉納される。9月下旬なら 向島百花園の月見の会 もある。
- 開催期間
- 2026/9/12 14:00 - 2026/9/13 17:00
- 開催場所
- 鳩森八幡神社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ケ谷1-1-24
- 主催者
- 鳩森八幡神社
- 料金
- 無料
- 状態
- 開催予定





